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ナイス数:18
プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本 交渉・タスクマネジメント・計画立案から見積り・契約・要件定義・設計・テスト・保守改善までの感想
タイトルの通り基本がきれいにまとまっている印象。できない人ほどやってみないとわからないと言うには首がもげるほど同意、あとペンディング(実態はただの放置)も好きだよな。ただ、全体的に理想論だなぁ。立ち上げのヒアリングから関われ、ヒアリング先にちゃんとキーパーソンがいて、見積り時点でメンバが実力含めてわかり、ガンになるメンバを弾ける人事権があって、テスト全体をマネジメントしてくれる人を在籍させられれば、そりゃ炎上せんわ。結局あとがきの密林をナイフ1本で切り抜ける人が最強で、なれる本ではないけど、指針にはなる。
読了日:06月01日 著者:橋本 将功
追憶の烏の感想
前作がかなり新展開だったからついていけるか心配だったけど、馴染みのある人達が出てきたので安心、と思いきや、3章冒頭の雪哉の言葉、ホントそれ…4章以降は思わず一気に読んでしまうドロドロさ。6章の雪哉が変わっていく過程と、治真との距離感が辛い。面白かった!
読了日:06月15日 著者:阿部 智里
聞く技術 聞いてもらう技術 (ちくま新書 1686)の感想
紹介されている小手先そのものはいろんなところで見たり聞いたりしたものばかりだけど、なぜ聞けなくなるのかや、孤独や孤立の話まで出てきたのは興味深かった。聞いてない・聞いてもらえないはすでに関係がこじれ始めているからなら、それは確かに大変なはずだ、軽く考えてはいけないのかもしれないな。ノウハウを「小手先」ととっつきやすい言い回しをしていたり、誰だって友人的第三者になれると促したり、優しい本だなぁと思う。
読了日:06月30日 著者:東畑 開人
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