読んだ本の数:7
読んだページ数:1771
ナイス数:74
![行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術](https://m.media-amazon.com/images/I/51eWLjHeuVL._SL500_.jpg)
至極シンプル、ゆえにわかりやすい。どうしても「自分で気づいて欲しい」「考える力を身につけて欲しい」と思って、最初からヒントも出さずに放り出すスタイルの人が多いので(つい最近までの自分もそうでしたし)、行動を細かく分解して教える人間が1人や2人いてもいいんじゃないかと思う。そういう立場になりたい。
読了日:08月02日 著者:石田 淳
![後宮の烏 4 (集英社オレンジ文庫)](https://m.media-amazon.com/images/I/51318uZbvmL._SL500_.jpg)
前巻がやや詰め込み過ぎた感があるので、今回は小休止?とはいえやっぱり面白い。前巻のことがあるので衛青さんが出張ってくるかと思いきや、そこは控えめなのが!逆に!良いよね!代わりに淡海さんのことが色々と知れて、あの粗野感に隠れた諸々が!良いよね!とキャラの魅力がたくさん感じられました。
読了日:08月03日 著者:白川 紺子,香魚子
![バカ丁寧化する日本語 (光文社新書)](https://m.media-amazon.com/images/I/31JLTntf3-L._SL500_.jpg)
最近ちょっと過剰なくらい丁寧なのに尊敬語&謙譲語がめちゃくちゃな日本語に囲まれて、正しい日本語を見失ってしまい手にとった。違和感のある日本語を読むといかに疲れるか実感もできる本。読むの大変! 「させていただく」「参考になりました」の空虚さには同意。 デジタル的言語行動は耳慣れない言葉だったけどわかりやすい。別の本で「二択にしない」という言葉があったけど、それに近いように思う。 作者の言い分がすべて正しいとは思わないけれど、想像力なくして敬語は使えない、経験が言葉を豊かにする、この2文は至言だなぁ。
読了日:08月04日 著者:野口恵子
![「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力 (PHPビジネス新書)](https://m.media-amazon.com/images/I/41kt-KtTKuL._SL500_.jpg)
ノウハウ本というより、池上さんが普段からどのように考えながら文章を作ったり話したりしてるのか、を知れる本でした。サクサク読めた。「もう一人の自分を育てる」はわかる。一人で仕事をすることが長すぎたときに生まれたな~と遠い目をしました。目新しい情報はあまり多くはないけど、文章をつくる上で接続詞、順接の「が」、ところで/さて、いずれにしても、絵文字をなるべく使わない、は実践してみようと思った。
読了日:08月07日 著者:池上彰
![女王さまの夜食カフェ - マカン・マラン ふたたび](https://m.media-amazon.com/images/I/51JwSQkniAL._SL500_.jpg)
シャールさんはどうなったんだろうとハラハラの冒頭から、前作に続き様々な事情を抱えた登場人物、最後はシャールさんのお父さんまで、どの話もちょっと切なくて、そこに出てくるお料理がとても優しい。みんな事情が違っても、悩む気持ちも人それぞれだとしても、それを救ってくれるのも誰かで、それに気づける自分でいれば良いんだなって思える1冊でした。
読了日:08月13日 著者:古内 一絵
![きまぐれな夜食カフェ - マカン・マラン みたび (単行本)](https://m.media-amazon.com/images/I/51yL-7j2dcL._SL500_.jpg)
今回も素敵かつ濃厚なお話でした。一話目からなんてしんどい話を読ませるんだと思ったけど、背景がわかってくるとしんどさの質も変わってくる。二話目以降は優しい人達に溢れてる。特に三話目はまさかと思ったけど、ダンスホールのシーンは素敵でした!読み終わった後に「あ~~、あと一冊で終わってしまうのかー!」って嘆いてしまう。
読了日:08月20日 著者:古内 一絵
![プロセスデザインアプローチ 誰も教えてくれない「プロジェクトマネジメント」](https://m.media-amazon.com/images/I/51VRmP0dP0L._SL500_.jpg)
あまり驚きの発見はなかったけれど、良本ではある。学生症候群やパーキンソンの法則は現象に名前がつくほど一般的であることが知れたのは良かった。どちらも数回体験すれば回避しそうなものだけど、それでも多くの人が陥るのはなぜだろうと思っていた。だって仕事は夏休みの宿題じゃないのに。進捗報告も「何をしたか」にばかり重点を置くスタイルに疑問を持っていたので、「あとどれくらいで終わるか」に重点を置くということを意識的に行ってみようと思った。
読了日:08月31日 著者:芝本 秀徳
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