ふるさと納税の仕組みじゃなくて流れを知りたいんじゃい

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アシア

なんかさ、ふるさと納税って仕組みの解説はしてるサイトが多いけど、結局のところ「どうすれば良くて、どうなるの?」ってことを説明してるサイト少なくない?

というわけで、ないなら自分で書けばいいってことでまとめてみました。
ひらたく言えば「めっちゃお得な通販」
ちょっとだけ手間がかかるけど、2,000円で色々貰える通販だと思っておけばok。
特徴としては、

  • サイクルは1~12月の1“年”単位(4~3月の“年度”サイクルじゃないよ)
  • 1サイクルごとに金額に上限がある
  • 住んでる自治体を選ぶ場合は注意が必要
  • 商品(返礼品)はすぐ届かない(ものもある)
  • 6自治体以上は確定申告が必要なので、面倒なら5自治体以内におさめる (それも面倒なら定期便を選んで1回の手続きで終わらせるのも手)
  • 支払い(寄付)ごとに書類の返送を忘れずに
  • 2,000円以上は「翌年、税金の天引きを免れる」という形で戻ってくる
  • 翌年「給与所得等に係る市民税・県民税 特別徴収額通知書」の確認を忘れずに

ですかね。
まぁ、そのへんも考慮にいれながら、一般的なサラリーマンがやるべきことを説明していきます。


どこでやるん?

どこでも良いですけど、個人的なオススメは楽天市場。
普通の通販と同じで楽天ポイントが貰えるから。

他のとこでやると、「返礼品をもらうためのポイント」だけを獲得するので、更に返礼品を受け取るために手続きが必要~なんてこともありましたが、楽天市場でもあるのかな?ないっぽい??

住民票の住所は大丈夫?

普通は大丈夫でしょうが、実際の住んでいる住所(楽天市場の送り先)と住民票の住所が一致していない人はちゃんと役所で手続きしましょうね。

(1サイクル最初の1回だけ)上限値をシミュレーションしておこう

楽天市場にログインしてふるさと納税のトップページにいくと、左側のメニューから上限額がシミュレーションできます。

ここで年収や家族の有無を入力して上限値を出して、保存しておけばok。
年収で変わる値なので、1サイクルで必ずシミュレーションし直しましょう。


1サイクル5自治体&上限額まで

通販のように商品を選ぼう

ランキングや特集から選んでもいいし、ほしいものが決まっているなら「商品名 ふるさと納税」で検索すればOK。
ここでカートに入れる時に通常の通販と違うに注意。

  • 寄付金の用途を選ぶ(好きに選べばOK)
  • ワンストップ特性制度の申請書に「希望する」を選ぶこと
  • 寄付先が現在住んでいる自治体の場合、返礼品が対象外になる注意喚起の記載がないか注意

カートに入れたらあとは普通の通販と一緒。
決済が終わると、

  • 楽天市場から注文受付のメール
  • 寄付先の自治体から受付&お礼のメール
  • 寄付先の自治体からお金の受領書とワンストップ特性制度の申請書
  • 返礼品

が届きます。

ワンストップ特性制度の申請書を送り返そう

ワンストップ特性制度の申請が届くので、書いてあるとおりに手続きして返送しましょう。
これを忘れると確定申告が必要になるので忘れずに。

  • マイナンバーを記載する
  • 押印
  • 「②地方税法附則第7条第2項(第9項)に規定する要件に該当する者」にチェックをいれる
  • (マイナンバーカードのコピー) or (マイナンバー通知書のコピー + 身分証明書のコピー)を同封する
  • 必要なら返信用封筒に切手を貼る(2019年10月の消費税増税に伴い、84円になりましたね……っぺ ! (唾を吐く)

ワンストップ特性制度の受領書は保管しよう

ワンストップ特性制度の申請書をちゃんと返送すると、自治体から「ちゃんと受け取ったよ」って書類が届きます。
小難しく言うと「市町村民税 都道府県税 寄附金税額控除に係る申告特例申請書受付書」ですね。
これで確定申告が必要なくなるわけですが、手続きをミスる自治体も割とよくあるので、念の為1年は保管しましょう。


(1サイクルが終わったら)控除額を確認しよう

手続きをミスる自治体も割とあるので、ちゃんと控除を受けているか確認しましょう(涙)
「給与所得等に係る市民税・県民税 特別徴収額通知書」が5月か6月の給料明細にくっついていると思います。
これがねー、自治体ごとに様式が違うらしいんですよ。なんでだよ。
横浜市の場合ですが、真ん中らへんに記載されてます。

クリックで拡大……しません(市町村ごとに違うしね)

市民税額控除額 + 県民税額控除額 >= 払った寄附金 – 2,000円 になっていればOK。
なってない場合は、

  • 自治体がミスってる
  • 上限を超えて寄付しちゃってる

のどちらかかな?

ちなみに「>=」であって「=」じゃないんですよね。
住宅ローン控除とか、医療保険料控除とか、医療費控除とか諸々ひっくるめているので。
この機会に自分の控除額をちゃんと知っておくのも良いと思います。
貯蓄形成は税金との戦いでもあるわけだし。
横浜市だとこのへんにまとまってますかね。
私ですか? もちろん知ってません! ややこしいんだもん!

1件のコメント

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