読んだページ数:1866
ナイス数:61
わたしのウチには、なんにもない。3 モノとの上手なつき合いかたの感想
自分のクローゼットの中でもう一度買い物を楽しむ妄想ショッピング、すごく楽しそう!と思ったけど、持っている服をすべてEvernoteに登録してよく眺めてる私は似たようなことを既にしているな…。そして1巻の感想で書いた親にされて嫌だったことが「禁断の行為」として出てきて思わず苦笑い。捨てられないのに大切にメンテナンスもしないことが理解できないのもわかる~~~「死ぬまで仕舞いこんでおくことを大切にしてるとは言わないでしょ!」って親に言ってやりたい。
読了日:10月05日 著者:ゆるりまい
銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇 (創元SF文庫)の感想
今回は主人公達の周囲の人物がピックアップされた1冊だったように思う。特にユリアンが活躍してきたなぁ。ヤンはまさかの査問会、でもこういう人を査問会にかけたらむしろ面倒臭いんだろうな~と思ったらやはり喧嘩売りまくりで読者としては面白い。対してラインハルトは今後どういう展開を迎えるのか、静かな1冊。
読了日:10月05日 著者:田中 芳樹
わたしのウチには、なんにもない。4 はじめての遺品整理。さすがのわたしも辛かった・・・の感想
遺品整理かぁ…。一人暮らしの祖父が亡くなった時、なにか見つけては思い出話を始める母にちゃんと耳を傾けながらも、母が次の遺品を手に取るために置いた遺品をそっとゴミ袋にポイッとし続けて、隣で見ていた叔母にドン引きされた私には無用な心配でした。祖母の女紋が入った着物が出てきたときは「今すぐ父と離婚して旧姓に戻れば使えるよ!離婚or処分!」とか言っちゃってた。そうか、普通の人は遺品整理がこんなに重いことなのかと勉強になりました。
読了日:10月11日 著者:ゆるりまい
銀河英雄伝説〈4〉策謀篇 (創元SF文庫)の感想
いよいよユリアンがヤンのもとを離れたかと思いきや、帝国のフェザーン侵略直前って作者もユリアン泣かせなことするなぁ〜と苦笑いしてたら、ラインハルトが来年皇帝名乗るよネタバレまでしてきて、「この1冊が面白い」というより次を面白くするための通過点といった様子の1冊でした。解説にもあったけど途中で入る歴史書のような文書が全体を引き締めてるのが上手いなぁ〜
読了日:10月16日 著者:田中 芳樹
星をつなぐ手 桜風堂ものがたりの感想
優しい〜!出てくる人がいちいち優しくて、みんなが自分に出来る範囲で手を貸して、物事がいい方に転がっていくんだけどわざとらしさはなく、現実にtwitterなんかでバズるものはこうしてバズっていくんだろうなぁ。そして前巻の感想でも書いたけど、『四月の魚』が読みたくなって困る。このシリーズはこれで終わりということだけど、作者さん書いてくれないかなぁ…。そして蓬野さんと渚砂の距離感が素敵でこの二人の話が気になって、本当にシリーズ完結が残念。読んでると10分に1度は涙が出そうになる、そんな素敵な本でした。
読了日:10月20日 著者:村山 早紀
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (3) ―Time to Pray― (電撃文庫)の感想
ちょっと長い後日談といった感じ。視点が交互に変わって、読みやすくて面白いは面白いんだけど、結局母の行動の動機はわからず、コレで完結だとしたらやや1冊としては消化不良だし、続編があるとしたら1冊にするにはやや間延びした印象です。良くも悪くもライトなノベル。しかし遠藤先生みたいな人は実際にお会いしたいと思う。
読了日:10月28日 著者:時雨沢 恵一
会社の中はジレンマだらけ 現場マネジャー「決断」のトレーニング (光文社新書)の感想
今現在の働き方は1章が、今後の働き方は5章が参考になった。特に社員の下り坂を早くから意識できるか、企業はそれをサポートできているかの下りが印象深い。私が所属している会社も役職定年を取り入れる旨が発表されて、そのサポートなのかライフデザインセミナーをやるとは言うが対象は50歳以上…50過ぎて「給料下げるから人生見返せ」って言われても遅いでしょ!各章の事例も納得できることが多々あって、自分だけじゃなくて上司にも経営陣にも読んで欲しい1冊。
読了日:10月31日 著者:本間 浩輔,中原 淳
読書メーター