読んだページ数:1713ページ
ナイス数:109ナイス
格闘する者に○ (新潮文庫)の感想
数ページ読んでみて、とりあえず思ったのが「この登場人物たち、大丈夫か!?」でした。読んでてあまり違和感がなかったのは、ちょうど自分が就職活動していた頃に発売された本だからでしょう。就活より気にすることがあったり、ないけどなんとなく面接サボってみたり、色々したもんでした。1p、1pが読みやすい割に重くてなかなか頁がめくれない1冊でした。
読了日:8月7日 著者:三浦しをん
むかしのはなし (幻冬舎文庫)の感想
面白かった! ただの短編集かと思ったけど、途中からアチコチがちょっとずつつながって、後半はずっと1つのテーマありきで話しが進みますが、いろんな人の人生がぎゅぎゅっと詰まってます。各章のはじめに簡素に書いてあるお伽話がこれまたいいアクセント。
読了日:8月13日 著者:三浦しをん
舟を編む (光文社文庫)の感想
ただただ面白かったです。辞書をつくる話にこれだけのめり込めるなんて正直思っていなかったのに、読み始めてみると手が止まりません。真面目な人が揃うとこれはこれで面白いんだなぁ…そんな中の西岡さんがとてもいい味を出してる。途中で15年もとんだけど、その間がつくる雰囲気がすごく素敵。
読了日:8月15日 著者:三浦しをん
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)の感想
うおぉぉ、面白かったー!これがデビュー作というのがまたすごい。無駄な文章なんてひとつもないんじゃないかってくらい引き込まれました。今度映画も観てみよう。
読了日:8月18日 著者:湊かなえ
アンマーとぼくらの感想
主人公がなんだかんだ超大人です。正直こんな父親だったら嫌ってもしょうがないと思うんですが「憎めない」とか「家族だから」とかで結局許してる、美談に聞こえるけど、こういうご都合展開はちょっと苦手…空想にも現実にもよくある展開なんでしょうけどね。なのでエスパー、よくやった!お母さんとおかあさんを分けることで家族になっていく展開はとても素敵。後半は猫旅リポートに似た展開でしたが、コッチのほうがぐっときた。素敵な1冊でした。
読了日:8月21日 著者:有川浩
ごきげんな裏階段 (新潮文庫)の感想
次に読みたい本が好きな著者達の対談っぽいんですが、この方だけ未読だったので初佐藤先生作品です。子供向けですが(児童書なんだから当たり前なんだけど)大人が読んでも面白いです、ちょっと読み応えは物足りないけど(児童書なんだからあt…)。短編より長編を読んでみたいなぁと思わせます。
読了日:8月27日 著者:佐藤多佳子
読書メーター