2021年10月の読書メーター

10月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:288
ナイス数:13

シングル単位の恋愛・家族論―ジェンダー・フリーな関係へ (SEKAISHISO SEMINAR)シングル単位の恋愛・家族論―ジェンダー・フリーな関係へ (SEKAISHISO SEMINAR)感想
20年以上前の本で時代錯誤かなーと思ったら全く違和感なく(それもどうなの?)。家族制度そのものが差別を生みながら隠蔽している説は強烈ながら、大きな問題提起の手法だと思う。要は「集団を優先することで個の尊厳を奪う」ってことが往々にしてあるけれど、この「集団」が家族や夫婦になると、差別を隠蔽するための思い込みの嵐が巻き起こってるよねって話。「結婚は本能的な願望がないと女性に不利過ぎないか?」派な自分だけど、そんな人間でも思い込んでいると気づくことがいっぱいあった。でも好きで思い込みから出ない人も多いんだろう。
読了日:10月04日 著者:伊田 広行

読書メーター

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)