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月の影 影の海〈上〉―十二国記 (新潮文庫)の感想
すごい。踏んだりけったりなだけで1冊終わってしまった…。なのに面白くて一気に読んでしまいました。渡った世界の情報が少しずつ手に入ってくるものの、未だに全貌は見えず。急いで下巻を読まなきゃ。
読了日:11月03日 著者:小野 不由美
月の影 影の海〈下〉―十二国記 (新潮文庫)の感想
前巻の踏んだり蹴ったりに比べると物語の全貌が見えてきて怒涛の展開、なのに押し付け感がなく、スルスル読めていきます。陽子のいい方向への成長ぶりもヤサグレぶりも良い。楽俊への差別発言にはグッときました。そしてこれから麒麟を助けにいくぞってところでその場面全カットでえ!?さらに王様になるってところはたったの1頁の記録だけでえ!?!そこが読みたいんですけど!?全然読み足りない!
読了日:11月04日 著者:小野 不由美
魔性の子 (新潮文庫)の感想
「月の影 影の海」の上巻読了→「魔性の子」を図書館で半分だけ読む→「月の影 影の海」の下巻読了→「風の海迷宮の岸」と手を出し、冒頭で「ん?何か…読んだことある…」となって「魔性の子」と平行して読了。完全に自分で自分にネタバラシしてる状態に…。「月の影 影の海」でも思いましたが、面白いけど、面白いからこそ、これからって時に終わってしまう感が半端ない。
読了日:11月12日 著者:小野 不由美
風の海迷宮の岸―十二国記 (新潮文庫 お 37-54 十二国記)の感想
ただの日本の男の子がファンタジーの麒麟になっていく様子がリアル。「魔性の子」ではホラー的要素が強かった汕子や傲濫が全く違って見えるのも面白い。そして泰麒が王を選び、物語は今後への期待を残して終わり…あれ?1年で日本に戻って「魔性の子」だったけど、そこは??そこは!?
読了日:11月14日 著者:小野 不由美
東の海神(わだつみ) 西の滄海―十二国記 (新潮文庫)の感想
これまで出てきては良いコンビぶりを出していた2人の最初の話、当然始めから良いコンビだったわけじゃないけど、すれ違っていそうでやっぱり良いコンビなんだと伝わってくる話でした。
読了日:11月21日 著者:小野 不由美
風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記 (新潮文庫)の感想
ずっと読みたかった1、2巻の続きがようやく!清秀と楽俊の言葉が気持ちいいくらいズバズバ。そしてようやく鈴と陽子が顔を合わせた、というところで下巻に続くので、上巻の感想はほどほどになってしまう。下巻へ急げ。
読了日:11月25日 著者:小野 不由美
風の万里 黎明の空〈下〉―十二国記 (新潮文庫)の感想
いやいや格好いい!頁数が残り少なくなるとともにどうなっていくのかハラハラしましたが、驚きあり、納得感ありの小気味の良い終わり方。なぜこれが3、4巻でないのかと考えるとリアルタイムで追っていた人達は大変だなぁと思いますが、一気読みするとすごい爽快感でした。
読了日:11月26日 著者:小野 不由美
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