読んだ本の数:7
読んだページ数:2359
ナイス数:56
![イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」](https://m.media-amazon.com/images/I/41aKmV5fmyL._SL500_.jpg)
後半はやや実用性を感じる人が限られそうだが、前半のイシューの見極め方は参考になった。仕事をしていると「問題はそこじゃないんじゃない?」って思うことがあってもうまく説明できなかったり、ケチつけてるだけに見られてしまったりしがち。この本の中にあるキーワードを使って相手を否定せずストップを掛けたり、自分の中でイシュー探しをするのには使えそう。
読了日:08月09日 著者:安宅和人

面白かった。表紙が素敵過ぎて、その反面、冒頭に「ナオミ」と日本でもありそうな名前が出るから何かこれも意味があるのか、とか、誰か出る度に「表紙の人かな」とか、思いを巡らせながら読めたし、世界観があまり語られないまま進んでも違和感もなく、むしろ少しずつわかっていくRPGのような感じが好き。挿絵がほしい~!
読了日:08月12日 著者:阿部智里

全部実践できてる気がする。実例もあってわかりやすく、復習&自己肯定感には良かった。いわゆる意識高い系の人ではなく、そういう人達を大勢見てきた産業医さんの視点というのも納得感が得られやすいように感じた。メンタルそのものを強くするというより、ストレスを受け流したり、対処するときと忘れるべきときを別ける思考と、その手助けになる習慣を教えてくれている印象。
読了日:08月17日 著者:武神 健之

面白かった。剣道の描写なんて超絶運動音痴スポーツ大嫌いな私にわかるか不安だったし、初っぱなの登場人物は時代錯誤な侍女子だし、ついていけるのか??と思ったけど、適度に人物が切り替わるし、主人公達を取り巻く大人達の優しさや不器用な様子が妙に可愛くて、スルスル読めた。オチは読めるが、この読める感じも良くて、続編もあるみたいだし続きが気になるところ。
読了日:08月20日 著者:誉田 哲也

そういう本だろうな、とわかっているのに、想像を超えてくる。母の拳と、父と目が合う描写がなんともこの作者すごいなと思わざるを得ない。ドロドロとしている一方で、りっちゃん、お前、あのりっちゃん??と問い質したくなるし、近所にあったら行ってみたい居酒屋なので地味にお腹減る。
読了日:08月21日 著者:湊 かなえ

歴史から国、土地別の文化や風習、果ては最近のスタイルに法律上の問題や、昨今の移民の土葬文化への風当たりなど、色んな方面が語られて興味深くはあった。私は「死後の世界」云々を信じてないスヤスヤ教の信者なので、自分の命が尽きるまでには日本でもコンポスト葬が当たり前になって、天涯孤独でも事前に手続きしておけば堆肥にしてくれるようになってないかなー!
読了日:08月31日 著者:鵜飼 秀徳

あの終わり方で続きがあることにビックリ。前回の終わりのシーンも含めながらまた1年。お約束も交えつつ、武道とスポーツの狭間の話は現代オリンピックでも抱えてるジレンマだなぁと思いつつ、スラスラ読めた。個人的には親父さんとの距離感とか、早苗が急に博多弁になるところとかが好き。
読了日:08月31日 著者:誉田 哲也
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