読んだ本の数:4
読んだページ数:977
ナイス数:14
もし明日、親が倒れても仕事を辞めずにすむ方法の感想
50代くらいから「いつかは死なねばなるまい!」と遺書の書き方から調べてる親だし、子供達は私含めて疎遠なので宛にはされてないだろうな、とは思うものの、何かあってから調べたら遅いなと読んでみた。なんでもひとまず包括支援センターに電話して良いと知れただけでも読んで良かった。同時に、メディアは介護の苦労や感動ストーリーばっかりで肝心なことを紹介してないな、とも思う。介護は自分でしなきゃと思わせてるのは意外とメディアなのでは…。
読了日:07月05日 著者:川内 潤
烏百花 白百合の章の感想
「追憶の烏」の後に読んだので、優しい面と昔のままの雪哉が見れる2話で始まり、どこの世界にもある話だけどやっぱり面白い千早のお義兄さん話と続いて、少し心が救われた気分。「あきのあやぎぬ」は日本童話みたいな雰囲気が面白いし、技術屋としては「おにびさく」みたいな話は好き。その後の2話は人間らしい泥臭い感情が重いけど、最後の最後に姫を囲む奈月彦と雪哉が見れたのが1番良かった。久し振りにスッキリ終えることができた。続きがコワイ。
読了日:07月18日 著者:阿部 智里
【10万部突破!】貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください! (サンクチュアリ出版)の感想
iDeCoを始めたし、復習がてら。自分から伝えないと控除してくれないとか「なんのための年金番号だよ!」に完全同意しつつ、忘れないように気をつけよう。あと受取時の税金の話をしてくれるのも助かる。まだピンときてないけど、定年が手の届く距離まできたら読み返せばOKと知れただけでも良しとする。
読了日:07月29日 著者:大河内 薫,若林 杏樹
仕事は自分ひとりでやらないの感想
自分にとっては内容はやや薄め、でも変に「できなきゃいけない」な圧がかからず学べると思うので、若手に読んで欲しい本かな。バッティングセンター症候群やヘルプシーキングなど、固有名詞がついていると自分の状態を認識しやすいし、マネジメントを別の面から捉えた場合の入門書という印象。自分の状態や助けて欲しいことをうまく言葉にできる必要があることには完全同意するが、そもそもそれができない人はなかなか発言もしないんだよなぁ。壁打ちしてくれると良いが。
読了日:07月30日 著者:小田木 朝子
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