読んだページ数:624ページ
ナイス数:28ナイス
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ファンタジーにはこんな形もあるのかと感心させられる1冊でした。タイトルを見た時は解説に書かれている通り壮大な話なのだと先入観を持ちかけましたが、長編でもない、けれども短編というわけでもない。やさしい気持ちになったり、恐怖を感じたり、悲しい気持ちになったり、1話ごとにいろんな感情を味わうことができました。ツル先生に会いたくなりますね。
読了日:1月7日 著者:恩田陸

作品を読んだことがあるのは坂木司さんと誉田哲也さんだけ。どの話も面白かったです。「国会図書館のボルト」は「なるほど、本屋題材って確かにこれもか~」って感じで思わず苦笑いし、そして半ばまで読み進めるとまさかの姫川さん登場で「あー?あー…アンソロだもんな」とニヤリ。「ロバのサイン会」は題材は面白かったけど、少し展開がご都合主義だったかなぁ~
読了日:1月20日 著者:大崎梢
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