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優雅なハリネズミの感想
う”ーーーーーん!これは面白い、というのかなぁ。そもそもパロマやエマの考え方が哲学的だという認識まで至らず仕舞い。いや、きっと現地の人達の常識という前知識があれば素敵な本なのだろうなという雰囲気のようなものは感じますが、最初はただとにかく「なんでこんな細かいこだわりに全力注いでるの?」という感想が続きました。頻繁に出てくる日本べた褒め文章やオヅ登場後はホッコリしつつ、それがなければ読むのが辛い。でも読みきれたのは…やっぱり面白いから??うーん、難しい…
読了日:3月2日 著者:ミュリエル・バルベリ
サエズリ図書館のワルツさん 1 (星海社FICTIONS)の感想
近未来なのにどこか懐かしい雰囲気、そしてこの人のスッと入ってくる文章が好きです。1話からだんだんと世界観が広がっていくのも、じわじわと違った面白さを発見できて楽しい!どうでもいいけど、予約してた図書館からこの本の準備ができたってメールをもらったとき、字数制限のせいか「サエズリ図書館のワル」で止まってて、どんな司書さんが出てくるかわからんなと思ったのもあって、表紙の柔らかい雰囲気にホッとしました。
読了日:3月6日 著者:紅玉いづき
月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)の感想
ちょっとややこしかったです。児童文学のせいか平仮名、カタカナが多いので、かえって意味がスッと入ってこない文章が多いのもあり、境遇の近い人物がゴッチャになったり。ただ、この方の神話やアジアを取り入れた話は好きです。新しい文化を取り入れる時には必ずある諍いや想いが大切に描かれていて素敵。
読了日:3月12日 著者:上橋菜穂子
炎路を行く者 —守り人作品集— (偕成社ワンダーランド)の感想
このシリーズの文庫は全て読んでしまったので、文庫化されていないこちらは図書館で借りてきました。本編では過去に色々ありそう感たっぷりだったヒュウゴ、やっぱり色々あったんだな〜!バルサの短編もあわせて、なにか言葉にできない気持ちがムクムクしてくる一冊でした。こういう本がいっぱい出ないかな〜
読了日:3月21日 著者:上橋菜穂子
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